私は1985年に日本航空に入社致しました。
その入社直後にあの御巣鷹山事故が発生します。
ご遺体を安置所に運ぶ日々、泣き崩れるご遺族の姿、あの棺の重さを今でも忘れることができません。
この時から安全を守り抜くことが私の生涯の使命になったのだと思います。
「安全には小さな妥協も許さない」を信念に今までやって参りました。
一方で、安全が広く求められる現状では、「安全・安心」「安全第一」が安易に叫ばれておりますが、具体的な仕組みや取り組みなしには、真に安全を実現することは難しいと考えています。今までの経験から、以下が安全構築のポイントだと思っています。
●トップから社員全員が共有できる「安全への意識」の醸成
●「会社の実情にあった」現実的・体系的な仕組みの導入